エンジニアのブログ

DartをJavascriptの代わりにWebで動かしてみる

プログラミング

Dartは元々Javascriptの代替えとして開発されました。

最近ではFlutterを使ってアプリ開発に使われることが多いですが今回はHTMLと合わせてWebで使ってみます。

開発環境はMacOSです。

ファイル・フォルダ作成

下記の構成でファイルとディレクトリを作成

index.htmlの中身

<!DOCTYPE html>
<html lang="ja">
<head>
    <title>Dart Web</title>
</head>
<body>
    <p>Dart Web Test</p>
<script defer src="script.dart.js"></script>
</body>
</html>

script.dartの中身

import 'dart:html';

void main() {
  var msg = DivElement()..text = "追加";
  document.body.append(msg);
}

pubspec.yamlの中身

name: dart_test

environment: 
  sdk: '>=2.3.0-dev.0.1 <3.0.0'

dev_dependencies:
  build_runner: ^1.10.0
  build_web_compilers: ^2.11.0

コマンド実行

pubspec.yamlの設定を取り込みます。
コマンドの実行はyamlファイルのある場所で行う。

$ pub get

pubspec.lockファイルができます。

Webの起動はwebdevコマンドを使います。

まずはwebdevを使えるようにします。

$ pub global activate webdev

Webの起動

$ webdev serve

結果に出力されているURLにブラウザでアクセスします。

URL : http://127.0.0.1:8080/

ちゃんと表示されたら完成です。

Javascriptに変換するには下記コマンドです。buildフォルダが作成されます。

$ webdev build

まとめ

DartでWebのクライアントサイドを書けるのはうれしいですね。

ただ設定が必要なので軽くWebサイトを作るときには少し面倒そうだなと思いました。

Javascriptなら特に設定不要ですぐ使えるので。。。

参考にしたサイト
https://pub.dev/packages/webdev
https://dart.dev/tools/webdev#serve
https://qiita.com/isyumi_net/items/46e8cb3c6a243d6f9259

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