Chromebookでは簡単にLinuxを使えるようにできます。その際に、最初にしておくと便利な設定を紹介します。
Linuxの導入自体は下記の記事を参照してください。
大文字と小文字を区別しないようにする
ターミナルの設定
初期状態では大文字と小文字を区別するので、cdコマンドなどを使用するときに補完機能が不便です。大文字ではじまるディレクトリに移動するときは大文字を打たないと補完されません。
小文字と大文字を区別しないようにすれば小文字で打っても補完がききます。
ホームディレクトリに.inputrcファイルを作成して下記一文を入力してください。
set completion-ignore-case on
再起動で反映されます。
viの設定
初期状態では大文字と小文字を区別して検索します。区別しない方が検索しやすいです。
ホームディレクトリに.vimrcファイルを作成して下記を追加します。
set ignorecase
viを一度閉じて再度開くと設定が反映されています。
エラー音を鳴らさないようにする
初期状態ではエラー音がピーピーなるのでうるさいです。
ターミナルの設定
ホームディレクトリの.inputrcファイルに下記の一文を追加します。
set bell-style none
再起動で反映されます。
viの設定
ホームディレクトリの.vimrcファイルに下記を追加します。
set visualbell
viを一度閉じて再度開くと設定が反映されています。
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